しすい駅前整骨院のブログ

2014年09月

患者さんに聞かれた、業界や治療に関することを書いていこうと思います。
 
 
 
①資格がある人(国家資格者)と無資格者が、良くわからないわ?どうなっているの
 
皆さん、街にあふれている整骨院、接骨院、鍼灸、マッサージ、整体、カイロ、リラクゼーション、アロマ、リンパ、などなど、書ききれないほどありますが、どこが国家資格を持っているかわかりますか?
 
整骨院、接骨院⇒国家資格:柔道整復師
鍼灸院     ⇒国家資格 :鍼灸師
マッサージ院  ⇒国家資格 :あんま、マッサージ、指圧師
 
上記以外は、無資格です。
 
有資格者は、それぞれ3年~4年養成校で勉強し、医療人として必要最低限の教育を受け、国家試験にパスした人達です。
 
「免許なんて関係ない」という方もいますが、海外の主な先進国では、治療として体を触ってお金をもらうには必ず免許が必要です。
 
男性が女性の体を触ったら問題になるけど、僕が治療中に女性の体を触っても許されるのは、きちんと資格を持ち、仕事としておこなっているからです。(もちろん、変なことをしてはだめですが…。
 
そして開業時には、県や保健所などに届け出を行い、許可を得て患者さんを診ています。
 
何か問題を起こせば、廃業や免許取り消しになります。
 
 
無資格者にはこれらのことが何もありません…。
 
 
大切な体です。
 
十分検討し、納得したうえで受診しましょう!
 
 
 
②鍼灸治療のハリは大丈夫?
 
 
鍼灸治療で使うハリについてお話します。
 
大きく分けて使い捨ての鍼を使用している院と、滅菌消毒をして繰り返し使用している院があります。
 
あと、日本製の鍼を使用している院と、中国製の鍼を使用している院があります。
 
中国製の鍼は、日本製の鍼の半値位で仕入れられる為、使用している院も多いと思います…。
 
最近発表されて、私も試してみたのですが、ラテックスグローブに日本製と中国製の両方の鍼をさしてから抜いてみると、中国製の鍼の抜いた後だけに、黒いあとが残っていました。
 
滅菌はしてあるけど、鍼体に汚れが残っているのでしょう…。
 
 
患者さんには黙っていればわからないのかもしれないけど、自分が患者だったら嫌なので、当院では高くても、日本製メーカーの使い捨て鍼を使用しています!
 
(治療費が高いと感じる方もいるかもしれませんが、安全で良いものを提供しようとするとどうしてもそれなりの値段になってしまいます。)
 
 
 
③マッサージって資格いるの?視覚障害者の人最近見ないわね~?
 
 
看板や広告にマッサージとうたって、お金をもらうことが出来るのは、あん摩、マッサージ、指圧師免許を持っている人達のみです。
 
だから無免許の人達は、整体やリラクゼーション、ほぐしなどと言葉を変えて宣伝しているけど、やっていることはほぼマッサージと同じというのが現実です。
 
2週間程度の研修で、現場に出させる、格安をうたっているところもあるようです…。
 
 
そもそも、マッサージの資格者を増やさないように国が制限しているのは、視覚障害者の方達を保護するためなのです。
 
今は、無資格者が同じような業務をしている為、市場を奪われ、生活に困窮する方が増えてしまっています…。
 
 
 
 
 
④整体、関節調整ってどんなことするの?どんな時に受けると良いの?
 
 
整体、骨盤矯正、猫背矯正などあちこちでうたっていますが、内容は様々みたいです。
 
ストレッチのような施術、マッサージのような施術、…それでホントに矯正できるのか?僕にはわかりませんが…
 
 
当院では、3種類の整体法を使います
 
ひとつは、カイロプラクティックのテクニックです。主に、骨盤矯正、腰椎、猫背矯正の時に使います。
安全の為、当院では頚椎には行いません。
ボキボキやっても平気な方、弱い矯正では改善しない時などに使います。
 
ふたつめは、関節調整です。ボキボキされるのが嫌な方や痛みの強い方、妊婦さんなどによく使います。
医療の現場でも使われている、安全で効果の高い施術で、当院では一番よく使います。
 
みっつめは、美容整体です。これもボキボキやらずに、関節だけでなく筋肉にもアプローチしていきます。
骨盤から脊柱、肩周り、足を施術し、継続することで良いスタイルを作っていきます。
部分的にではなく、体を全体的に施術します。
 
体を整えることにより姿勢が良くなり、その結果、頭痛や腰痛その他のさまざまな不定愁訴が改善したとの報告もありますよ。
 
スタイルや健康を気にしているみなさん!エステに行くよりは、安いですよ
 
 
なぜ、関節へのアプローチが必要なの?
 
①脳から脊髄を通って、背骨の間から手足や内臓などに、神経が通っています。
だから、神経の圧迫を取り除く目的で、関節(特に脊柱)にアプローチしなければなりません。
 
②筋肉は骨と骨につながっている為、関節が正常に動かなければ、筋肉が硬くなり、悪い影響があります。
 
いくら筋肉をもんでも、ほぐれないし、すぐに元に戻ってしまいうというのは、関節にアプローチしていないからです
 
 
そして、薬の使用や手術などが出来ない我々がアプローチできるのは、主に関節や筋肉などの軟部組織に対してです。
    (内臓にアプローチできるという方や、東洋医学的に全体を診る先生もいますが…)
 
当院では、主に関節及び筋肉などの軟部組織が原因で起こる、体の様々な痛みや不調を改善、治療していきたいと考え、日々治療を行っています。
 
 
 
  

救急病院時代の話は3回目となりますが、今回は少し真面目に書こうと思います。
 
 
私が勤務していたのは、一次救急の整形外科でした。
 
オペ室、入院設備もあり、外来は午前、午後とも100人くらいずつ患者さんが来ていました。
 
外来の医師は基本一人体制でしたので、それだけの患者さんを診察するうえ、救急車が入るととても手が回りません。
 
 
そこで我々の出番です!
 
私の主な仕事は、外来&入院患者さんのリハビリ、骨折や脱臼などの外傷の処置、たまにオペの補助などでした。
 
 
 
救急車のサイレンの音が聞こえ、「救急車入ります」という声で現場に緊張が走ります。
 
医師の診察の後に我々が呼ばれ、病名とレントゲン画像を確認した後、その場で役割と治療法が話し合われ、処置をします。
 
 
救急である以上、他に患者さんを回すわけにはいきません。ここで治すしかないのです。
 
骨折や脱臼の治療は基本「様子を見ましょう」はありません。その場で治せるかダメかのどちらかです。
 
ただ、ダメは許されません、ここで、自分達が目の前の患者さんを治すしかないのです。
 
 
 
最初のころは、痛みで泣き叫ぶ患者さんを目の前にして、不安?恐怖?何とも言えない気持で懸命に治療にあたっていました。
 
 
 
そして、最初は何もできない助手的立場だったのが、経験を積み、治療の責任者的立場になっていきます。
 
 
骨が折れた所を、他人に引っ張っられたり、ねじられたりするのがどんな痛みか想像して下さい…。
 
泣き叫ぶ人、痛みで戻してしまう人…。
 
それでも僕らはやらなければいけません。
 
 
不安な気持ちは伝わります。
 
だから、患者さんを不安がらせないよう、さも自信があるように治療にあたります。
 
「逃げちゃだめだ。俺なら治せる。」心の中で繰り返しながら…。
 
 
 医師や看護師、リハのスタッフ、時には患者さんの家族、10名位に囲まれた目の前で、ものすごいプレッシャーの中で結果を出し続けなければなりませんでした。
 
 
 
食事中や休憩中、夜でも救急患者が入れば、その患者さんの為に駆けつけ、治療していました。
 
 
 
今でも思うけど、医療従事者は単にお金や仕事だからというだけではない、何か別の大きなものに突き動かされているように感じます。
 
医療の現場を3kと言った人がいたけど、多くの人が医療従事者の献身的な自己犠牲により救われてることを忘れないでほしいのです。
 
 
 
院長に言われたことがあります。
 
「9時~5時で楽して働きたければ、違う仕事についた方がいいよ。だけど、君は自分で白衣を着る特別な仕事を選んだんだから…。」
 
 
今は救急医療の現場を離れ、鍼灸整骨院を経営していますが、しすい駅前整骨院がほとんど休まず、患者さんを受け付けているのは、この時の影響が多分にあると思います。
 
 
 
 
      今日、今この時も、日本中で昼夜関係なく、患者さんの為に働いている人達がいます…。
 
 
 
 
 
 

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